青森銀行と他行の比較

青森銀行と東北地方の人気銀行

だいたいどこの地域でもずば抜けた銀行があるものですが、東北地方の場合は宮城県仙台市にある七十七銀行が最大手です。預金残高は6兆を超え、青森銀行の3倍近くになります。店舗の範囲もかなり広く、数も多いです。莫大な資金力がある七十七銀行ですが、超がつくほど堅実経営なので預金はともかく融資におけるシェアはそこまででもありません。

とくに中小企業に対する融資は足踏みする傾向にあるため、ほかの地方銀行がそのシェアを取り合う形になっています。とはいえ一定以上のリスクはもれなく拒否しているということなので、ローン分野で業績を伸ばしている青森銀行などと比べると、いざというときの安定感が違います。実際に七十七銀行は不況の際にも大崩れしないという定評もあり、安全性を優先して七十七銀行を選ぶ東北民は多いです。

ちなみに青森県内の銀行はというと、青森銀行以外にみちのく銀行という地方銀行があります。単純に規模でいうと青森銀行が若干勝っていますが、正直そこまで大きな差でもないため、みちのく銀行を選ぶ県民も多いです。自宅から近いほうの銀行を選ぶ場合もあれば、行員の対応の良さで選ぶ場合もあるようで、両行の争いはほぼ草の根レベルにまで達しています。

東北地方は人口が少ないわりに面積が広いので、店舗とATMの充実がカギとなります。そこでどの銀行も青森銀行のように提携して使えるATMを増やしたり、店舗を増やしたりしています。しかしながら東日本大震災の影響で宮城県とその周辺の店舗やATMはいくらか打撃をうけ、現在も復旧にあたっている状況です。そのため新規の顧客が流れる心配もありますが、こういうときに東北の地方銀行に口座を開くことで復興の近道となります。